
「ゲーミングデスク」とは?普通のデスクとの違いや選び方を解説
こんにちは、スタッフの川田です。
今回は、ゲーミングデスクについて詳しくお話したいと思います。
ゲーミングデスクと通常のデスクとは何が違う?
ゲーミングデスクとは、その名の通り「ゲームを快適にプレイするために作られたデスク」のことを指します。
そのため、通常のデスクでも十分に活用できるのですが、一般的なデスクを使用するとやや不便であった部分を解消し、よりゲーマーの方に喜んでもらえるように開発・改良されております。
まずは、ゲーミングデスクが開発・改良されたポイントを明確にし、一般的なデスクとの違いについて説明します。
天板の広さ
ゲーミングデスクの最大の特徴は、「液晶モニターを置いた際に近すぎず遠すぎずの距離を計算して奥行を設定してある」ことにあります。
そのため、奥行60cm以上ある製品が多く製造されております。
また、横幅に関しては、液晶モニター、ゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、ゲーミングマウスパッドを置ける広さを計算して設計してあることが特徴です。
特に、マウスを大きく振ってプレイするローセンシタイプのユーザーにとっては、天板の横幅の広さは必須となりますので、ゲーミングデスクでないと思うようにプレイできない可能性が出てまいります。
横幅は主に、80cm、100cm、120cm、140cmタイプの製品があります。
対して一般的なデスクは、PCや液晶モニターを置くことを計算されて製造されていないため、液晶モニターが近すぎる傾向にあります。
そもそも一般的なデスクの想定されている用途は、ノートや本を置き、参考書や問題集などの本を置いて使用する、という点にあります。
ゲームをする動作や環境とは全く異なる姿勢だったりするため、設計自体が異なるというわけです。
さらに、液晶モニターが近すぎることで、大型サイズのマウスパッドが置けず、またキーボードやマウスを置いた際に液晶モニターのスタンドが干渉してプレイしにくいなどの問題が出てくることもあります。
高さ調節機能
ゲーミングデスクには、ガス式や電動式など手軽に高さを調節できる機能がついている製品があります。
高さ調節が手軽にできることにより、微妙な高さの違いでプレイしづらかったり、姿勢の負担で身体に疲れが蓄積することを軽減することができるようになります。
対して、一般的なデスクには高さ調節機能がないことが大半で、あったとしてもネジを外して机を持ち上げて適切な高さに調節する方法になります。
のため、自分にピッタリな姿勢でプレイすることが難しく、机の高さに体を合わせてしまうため、無理な姿勢で身体に負担をかけてしまったり、姿勢が悪くなってしまう可能性があります。
耐荷重
ゲーミングデスクは、PCや液晶モニターなど比較的重いものを載せることを想定して設計してあるため、十分な耐荷重設計にしてあるケースが多いです。
対して、一般的なデスクは、書き物や読み物をすることを想定して設計してあるため、デスクトップPCや液晶モニターなど思いものを載せることを想定して設計されておりません。
そのため、長期間使い続けるとデスクに負担がかかり、場合によっては骨組みやネジ部分などにダメージが蓄積しやすいことも考えられます。
価格
上記のように、ゲーミングデスクは一般的なデスクで不足している部分を改良されて製造されているため、一般的なデスクよりもやや高価な傾向にあります。
ただし、価格は製品によってピンキリですので、一般的なデスクでも高価な製品は存在しております。最後は材質とこだわり具合によって価格が決まるといういうことになります。
ゲーミングデスクにはどんな種類がある?
形状の違い
形状 | メリット | デメリット |
L字型 | デスクの角に設置できるL字型の形状は、I字型よりも広い作業スペースを確保できます。液晶モニターを2台~複数設置したり、ゲーミングマウスパッド・キーボード・マウスを置いてある場所以外の書き物ができるスペースを確保したいなど、ゲーム以外の作業も行いたい場合に便利です。 | L時型のデスクは大型サイズの傾向があるため、スペースを占有しがちです。ご自身の部屋の大きさをよく考えて選ぶ必要があります。 |
角型 | 部屋の角に置けるため、部屋の広さが十分にない、または大きなデスクを置きたくない方に最適なサイズです。 | デスクの横幅が狭いため、キーボードやマウスパッドなどのサイズも考慮する必要があります。 |
形状の違い
部屋の広さや、ご自身がほしいデスクのサイズにより、小型・中型・大型の中から選ぶ必要があります。
種類 | サイズ | 特徴 |
小型デスク | 横幅 80cm~ | 省スペースに置けることがメリットですが、その代わりマウスパッドやキーボードも小型にする必要があります。 |
中型デスク | 横幅 100cm~ | 横幅90cmのマウスパッドを置くこともできますが、左右にモノを置くスペースはあまりありません。それでも十分なサイズではありますので、天板のスペースがほしい、でも部屋の大半をデスクで占拠させたくない、という方におすすめのサイズです。 |
大型デスク | 横幅 120cm~ | 液晶モニターを複数枚置いたり、デスクトップPCも置くことができ、横幅90cmのマウスパッドを置いても十分なサイズがあります。その代わり、場合によっては部屋の大半のスペースを取ることもあります。 |

横幅100cm ※(株)関家具 Contieaks Legion V2-レギオン-

横幅120cm ※(株)関家具 Contieaks Gound V2-グランズ-

横幅140cm ※(株)関家具 Contieaks Ululu-ウルル-
機能の違い
高さ調節機能
比較的低価格なゲーミングデスクには、高さ調節機能がついてない場合もあります。 まずは高さ調節の有無を見て、高さ調節ができる製品であれば、ガス式・電動式・手動レバー式などの方法を確認するようにしましょう。
他にも、ヘッドホンフックやドリンクホルダー、ケーブルを逃がす穴の有無、キーボードスライダーの有無などの機能があるか否かを確認し、「自分に必要かどうか?」を今一度確認するようにしてください。
自分に合ったスペックをよく考えること!
これからゲーミングデスクを購入したい!という方は、まずは「ご自身にピッタリなデスクがどんなものなのか?」をしっかり自分と向き合って考えてみましょう。
なお、デスクを新規購入する際や位置替えをする場合、電源ケーブルや各種ケーブルの長さが足りない!ということも発生する可能性が大いにあります。そのため、事前に電源ケーブルや各種ケーブルの長さが十分足りているかも併せて確認しないといけません。
ケーブルの長さについては、「意外と見落としがちなケーブルの長さの見極め方!」でもくわしく解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。