ゲーミングモニターでよく聞く「応答速度」って何?どうやったら体感できるのかも詳しく説明!

こんにちは!Pixioスタッフの池水です。
今回はゲーミングモニターを選ぶ際によく聞く「応答速度」についてご紹介します。
ゲーミングモニターによって「応答速度」は数値も計測方法も異なってくるので、なるべく分かりやすく解説させていただきます!

応答速度って何?

応答速度とはモニターに表示されている色が、別の色に切り替わるまでの速度を測定した数値のことです。
単位はms(ミリ秒)で、例えば1msと表記されている場合は、モニターの画面に表示されている映像が切り替わるまでに1msかかるという意味になります。
この数値が小さくなればなるほど映像の切替に要する時間が短くなるため結果として、映像が滑らかに表示されるようになり、残像やブレが抑えられるようになります。

そのため、応答速度というのはゲームや映像鑑賞においても重要な事項となります。
特に画面の移り変わりの激しいアクションゲームやシューティングゲームにおいては勝敗に影響を及ぼす可能性があるぐらい大事です!

応答速度の種類

応答速度の単位としてよく使われるのがGTGとMPRTの二つになります。
1ms(GTG),1ms(MPRT)という様に記載されるのですが、実はこの二つが計測方法が異なるため、明確な違いがあります。

GTGというのは「Gray to Gray」の略で、モニターの色が中間色から中間色へと変化する速度を表した物となります。

MPRTは「Moving Picture Response Time」の略で、モニターの色が黒→白→黒まで変化する際の速度を表した物です。

黒→白→黒へと色と変化させるのは簡単なのですが、中間色→中間色は色を組み合わせて表示する必要があるため比較的時間がかかります。
そのため1ms(GTG)と1ms(MPRT)という様にどちらも1msと表示されている場合でも、GTGの方がMPRTよりも応答速度が速いという事になります。
また、基本的にゲームの映像で使用されている色は中間色の方が多いですのでGTG表記の製品を選べば分かりやすいかもしれません。

応答速度は体感出来るの?

ここで疑問として挙がるのは、「そもそも応答速度は体感できるのか」という事になるかと思います。

結論から申し上げますと、「人や使用する機器のスペックによる」というのが答えとなります。
「人による」というのは単純に映像の見え方に個人差があるという事です。今回大事になってくるのは、「機器のスペックによる」という点になります。
では、どの程度の応答速度であれば体感できる可能性があるか、という事について説明していきます。

応答速度は何ms以下がいいの?

実は、必要な応答速度はモニターのリフレッシュレートによって異なってきます。2024年現在主流の144Hzモニターの場合、1秒あたりに144回画面表示を更新していることになります。

応答速度の単位のmsは1000分の一秒という意味ですので、
1÷144×1000=6.94444444...
となり、約6.94ミリ秒毎に画面表示が一回更新されていることが分かります。

この画面表示の更新よりは応答速度が速くなければ、更新に色の変化が追い付かないという事になってしまいますので、最低でも6.9ms(GTG)以下の製品が望ましいという事になります。
同じ要領で、240Hzモニターであれば
1÷240×1000=4.166666666......
で4ms(GTG)以下の製品がオススメとなります。

基本的にゲーミングモニターであればリフレッシュレートに応じた応答速度になっていますが、4ms(GTG)以下であるかは確認しておきましょう。

応答速度については、この動画でも解説していますので、合わせてご確認ください!

最後に

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