6畳でもできる!ゲーム部屋の作り方とおすすめレイアウトを解説(応用編)

6畳という限られた空間でも、工夫次第で快適なゲーム部屋は十分に作れる。
前編ではそんな考え方をベースに、空間づくりのコツやおすすめアイテムを紹介しました。

でも、いざ自分の部屋に取り入れようとすると——
「どんなレイアウトが理想なのか分からない」
「家具をどう配置すればいいの?」
と、具体的なイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、目的別に3つのレイアウト実例をご紹介します!

  • ガチゲーマー向けの“集中型デスクレイアウト”
  • ゆったり派におすすめの“くつろぎ系ソファレイアウト”
  • バランス重視の“ミックスレイアウト”

それぞれにメリット・注意点があり、ライフスタイルによってベストな形は変わります。この記事を読みながら、「自分ならどのスタイルが合いそうか?」をイメージしてみてください。

あなたの理想のゲーム部屋づくりに、少しでもヒントが届けられたら嬉しいです。


レイアウト実例➀:集中型デスクレイアウト

PCゲームや配信、作業にも没頭したい人におすすめなのが、“集中型デスクレイアウト”。
前編で紹介したように、快適なチェア・高性能なモニター・照明は重要な要素ですが、応用編ではそれらをどう組み合わせ、どう配置すれば最大限のパフォーマンスを引き出せるのかにフォーカスしていきます。

出典:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_other/chintai_gamingroom_girl/


モニター配置は“モニターアーム”で立体的に。視線と動線が快適に

モニターは、Pixio PX248 Waveのような23〜24インチを1〜2枚使うのが、6畳空間ではちょうどいいサイズ感です。
おすすめはモニターアームを使った“浮かせる配置”。

  • エルゴトロン LX デスクマウント
    → 高さ・角度の調整自由度が高く、目線の正面に合わせやすい。耐久性も◎。
  • Pixio PSW1S モニターアーム
    → カラバリやデザインで統一感を出したい場合におすすめ。

複数モニターを使う場合は、横並びよりも「メイン正面+サブは斜め配置」にすると視線移動がラクで、作業効率もアップします。

※使用するデスクがクランプ式アーム対応かどうかは要確認! (私が使っているサンワダイレクトのシンプルワークデスクはクランプ対応で、アームがしっかり固定できています)


デバイス選びは“ワイヤレス&ミニマル”が正解◎

モニター周りをスッキリさせるには、ケーブルを極力減らすことが重要。
個人的に愛用していておすすめなのがこちら👇

  • キーボード:Logicool G915 TKL / PRO X キーボード
    → 薄型&ワイヤレス、テンキーレスでデスクが広く使える。打鍵感も最高。
  • マウス:Logicool G502X LIGHTSPEED
    → 高精度+多ボタンで、MMORPGや作業用途にもマルチに対応。操作感は軽快で、バッテリー持ちも良好。

これらのデバイスは、モニターアームで確保したデスクスペースを**最大限活かすための“名脇役”**です。


レイアウトのコツ:配線は「見せない」「隠す」

アームやワイヤレス機器で整った環境も、配線がぐちゃぐちゃでは台無しです。

  • モニターアームの配線トレーを活用し、電源・HDMI・USBは束ねて整理
  • デスク下にケーブルトレーやタップ収納ボックスを取り付け、床のケーブル露出をゼロに

こうした細部の整理が、“見た目だけでなく使い心地”にも直結します。



集中型レイアウトの体感まとめ

私はこのレイアウトにしてから、

✅ 配信時の動線がスムーズになった
✅ ケーブルに足を引っ掛けなくなった
✅ デスク上がスッキリして気持ちよく使える

ようになり、作業もゲームもめちゃくちゃはかどるようになりました。「6畳だからこそ、“空間をどう使うか”にこだわると、想像以上に快適な環境が手に入る」と実感しています。

次は、リラックス派におすすめの「くつろぎ系ソファレイアウト」を紹介します!



レイアウト実例②:くつろぎ系ソファレイアウト

「デスクに向かって“構えて”ゲームするんじゃなくて、リラックスしながら楽しみたい」
そんな人にぴったりなのが、くつろぎ系ソファレイアウト
ゲームはもちろん、映画や推し活、まったりした時間も大切にしたい人向けのスタイルです。

出典:https://roomclip.jp/tag/259x2873


コンセプトは“エンタメに包まれる空間”

このレイアウトの主役は、ソファ+ローテーブル or 小型のPCテーブル
ゲーミングチェアではなく、リクライニング機能付きの座椅子や1人用ソファに深く腰かけて、リラックスした姿勢でゲームや動画を楽しむのがポイントです。

ゲーム環境は、ノートPCとPixioのモニターの組み合わせがおすすめ。

  • ノートPCで原神やインディーゲームなど軽めのPCゲームを楽しむ
  • PS5やSwitchをHDMIでPixioモニターに接続して、映像もゲームも両方こなす
  • 映像鑑賞はPixioのホワイト系モニターでおしゃれに演出

デスクトップPCのような大きな機材がない分、床面を広く使えるのがこのレイアウトの強みです。


照明と音響で“雰囲気づくり”を極める

くつろぎ系レイアウトの魅力は、なんといっても雰囲気作りの自由度の高さ
空間に“没入感”を出すために、照明や音響にはちょっとこだわりたいところです。

  • Philips Hue ライトリボンプラス
    → モニター裏に貼って、色を変えて雰囲気チェンジ。推しカラーに合わせるのも楽しい!
  • Goveeのスマートライトバー
    → サイドの壁やTVボード裏に設置すれば、部屋全体が光に包まれる感覚に。

音響面では、Bluetooth対応の小型スピーカー or ワイヤレスヘッドホンがおすすめ。
映画やアニメの音もクリアに響き、**“音で包まれる感覚”**が味わえます。


照明と音響で“雰囲気づくり”を極める

くつろぎ系レイアウトの魅力は、なんといっても雰囲気作りの自由度の高さ
空間に“没入感”を出すために、照明や音響にはちょっとこだわりたいところです。

  • Philips Hue ライトリボンプラス
    → モニター裏に貼って、色を変えて雰囲気チェンジ。推しカラーに合わせるのも楽しい!
  • Goveeのスマートライトバー
    → サイドの壁やTVボード裏に設置すれば、部屋全体が光に包まれる感覚に。

音響面では、Bluetooth対応の小型スピーカー or ワイヤレスヘッドホンがおすすめ。
映画やアニメの音もクリアに響き、**“音で包まれる感覚”**が味わえます。


家具選びは“低くて軽い”がベストバランス

ソファやテーブルは、部屋を広く見せるためにも背が低く、脚がスリムなデザインを選ぶと◎。

  • 1人掛けのコンパクトソファ or 座椅子+ローテーブルで視線を低く
  • 木目調+白系インテリアでまとめると、明るく落ち着いた印象に
  • デスク代わりになる小さめの昇降式テーブルも便利(食事も作業も対応)

また、ラグやクッションを組み合わせると、より“包まれる感”が高まり、長居したくなる空間になります。


このレイアウトの楽しみ方と注意点

  • 「ゲームをするときはモニター、リラックスしたいときは照明&音響で切り替え」
  • 「ノートPCは使うときだけ出して、終わったらしまう」など、フレキシブルな使い方がポイント
  • モニターとの距離は1.5〜2mほどが理想。ソファとのバランスを意識して配置を決めよう


このレイアウトは、ゲームだけでなく、映像や空間そのものを楽しむスタイル。
“ゲーム部屋”というより、“自分の世界に没入するエンタメ空間”を目指す人にぴったりの選択肢です。

次のセクションでは、「集中」も「くつろぎ」もどちらも捨てがたい!という欲張り派のための、ミックス型レイアウトをご紹介します。



レイアウト実例③:バランス型ミックスレイアウト

「仕事もゲームも、リラックス、推し活なんかも全部大事」——
そんな“どっちも欲しい派”にぴったりなのが、バランス型ミックスレイアウト
6畳の部屋でも、ゾーニングとアイテム選びを工夫すれば、“集中とくつろぎ”を両立した空間が実現可能です。

出典:https://www.ikea.com/jp/ja/campaigns/gaming-desk-chair-pubd8ad88d0/


ゾーン分けで、メリハリのある空間に

まず意識したいのが、用途ごとに空間をゆるく分けること。

  • 壁側にPCデスク+ゲーミングチェアで“集中ゾーン”
  • 反対側に1人用ソファや座椅子+ラグ+照明で“くつろぎゾーン”
  • 中央には小型のパーテーションや収納棚を置いて、視覚的な仕切りをプラス

こうすることで、1つの空間に複数の“使い方”が共存できる空気感が生まれます。


アイテム選びは“おしゃれ×実用性”がカギ

このレイアウトの成功は、いかにコンパクトで多機能、かつ雰囲気を壊さないアイテムを選ぶかにかかっています。

🧑💻 デスク・作業ゾーン

  • サンワダイレクト シンプルワークデスク(クランプ対応):モニターアームOK、圧迫感もなし
  • Pixio PX248 Wave モニター:ゲームも作業もOK、ホワイトカラーで空間になじみやすい
  • COFO Chair Premium or エイリアンチェア:ゲームも作業もOK、ホワイトカラーで空間になじみやすい

🪑 くつろぎゾーンのアイテム選び

  • LOWYA 折りたたみローテーブル(木目調):使わないときはデスク下へ収納可能
  • Francfranc or ニトリのリクライニング座椅子:カラバリ豊富で、空間の差し色にも◎
  • Govee スマートライトバー:映画やアニメタイムにぴったりな雰囲気照明

📦 仕切り・収納兼用アイテム

  • 山善 つっぱり式パーテーションラック:省スペースで仕切りと収納を両立
  • IKEA KALLAX(カラックス)シリーズ:小物収納・飾り棚・空間仕切りをまとめてこなす万能家具

「どこに置くか」だけでなく、「何を選ぶか」で快適さは大きく変わります。


時間帯や気分で“空間モード”を切り替える

バランス型レイアウトの楽しさは、時間帯で空間の表情を変えられること。

  • 昼:デスクで作業、明るめ照明+自然光
  • 夜:ソファに座って映画・ゲーム、間接照明+スピーカーで没入感UP

音響面では、Bluetooth対応の小型スピーカー or ワイヤレスヘッドホンがおすすめ。
映画やアニメの音もクリアに響き、**“音で包まれる感覚”**が味わえます。


PixioモニターをノートPCとゲーム機で兼用することで、省スペースで効率的なマルチユースが可能になります。


このレイアウトで気をつけたいこと

  • くつろぎと集中、どちらにどれだけスペースを割くかを最初に決めると失敗しにくい
  • 配線整理は2ゾーン分あるので丁寧に(ケーブルボックスや配線カバー必須)
  • 「最初から完璧にしよう」と思わず、少しずつ仕上げていく気持ちでOK


バランス型レイアウトは、6畳という制約の中で“ちょっと贅沢”な選択肢。
用途に応じて空間を編集していくことで、日々の暮らしがもっと楽しくなります。

次のセクションでは、レイアウトを考える際の注意点やアドバイスをまとめてお届けします!


レイアウト設計の注意点とアドバイス

6畳のゲーム部屋づくりにおいて、理想のレイアウトを実現するためには“空間設計の基本”を押さえることが大切です。
ここでは、実際にレイアウトを考える際に役立つアドバイスと、ありがちな落とし穴を紹介します。


採寸は「家具のサイズ+人の動き」まで含めて考える

意外と見落としがちなのが、“自分の動き”を含めたスペースの確認です。

  • チェアを引いたとき、後ろに何cmの余裕があるか
  • ソファとモニターの間に、視聴距離として十分なスペースが取れているか
  • ドアやクローゼットの開閉に干渉しないか

メジャーを片手に、**「椅子を引く・立ち上がる・モノを取る」といった動きがスムーズか?**をシミュレーションしておくと安心です。


“完璧”を目指しすぎない。変化に強い空間にする

一度決めたレイアウトでも、実際に使ってみると「なんか違うな…」と感じることも。
だからこそ、最初から完成形を求めすぎないことがポイントです。

  • 家具は軽くて移動しやすいものを選ぶ
  • パーツで構成された収納やシェルフを選び、後から組み替えられるようにする
  • 配線もがっちり固定しすぎず、ある程度動かせる余地を残しておく

変化できる余白がある=住み心地の良さにつながるということを意識しておくと、長く快適に使える空間になります。


ケーブル・配線は「事前にルートを決めておく」

家具を置いた後に「あ、コード届かない…」なんてこと、よくありますよね。

  • 電源タップの位置と数を先に把握して、延長コードも含めて想定しておく
  • モニターアームや壁面収納を使う場合は、コードの取り回しルートも事前にイメージ
  • ケーブルボックスや結束バンド、トレーなどで見た目にもスッキリさせる工夫

配線が整うと、空間の印象が一気に「整って見える」のでコスパ良しです◎


ケーブル・配線は「事前にルートを決めておく」

家具を置いた後に「あ、コード届かない…」なんてこと、よくありますよね。

  • 電源タップの位置と数を先に把握して、延長コードも含めて想定しておく
  • モニターアームや壁面収納を使う場合は、コードの取り回しルートも事前にイメージ
  • ケーブルボックスや結束バンド、トレーなどで見た目にもスッキリさせる工夫

配線が整うと、空間の印象が一気に「整って見える」のでコスパ良しです◎




限られた空間でも、ちょっとした計画性と柔軟性を持って臨めば、自分にぴったりなゲーム部屋は作れます。

最終セクションでは、応用編のまとめをお届けします!


まとめ

6畳という限られた空間でも、自分のライフスタイルやゲームスタイルに合わせて、理想の部屋はしっかり作れます。

今回は、「集中型デスクレイアウト」「くつろぎ系ソファレイアウト」「バランス型ミックスレイアウト」という3つの実例を通して、どんな配置やアイテム選びが快適なゲーム環境につながるかを紹介してきました。

重要なのは、自分が部屋に何を求めるのかを明確にすること。 作業に集中したいのか、リラックスして楽しみたいのか、あるいは両方をバランスよく取り入れたいのか——それによって、最適なレイアウトや家具、アイテムは変わってきます。

また、家具や配線、照明といった要素は“置くだけ”でなく、“どう活用するか”がポイント。
自分なりのこだわりやお気に入りのアイテムをうまく取り入れて、**「帰りたくなる、自分だけのエンタメ空間」**をつくってみてください。

ぜひ前編と合わせて、この記事があなたのゲーム部屋づくりのヒントになれば嬉しいです!