
夏のゲーミングPCが危ない!高音による故障リスクと排熱対策まとめ
なんか最近、PC重くない?それ、"夏の暑さ"が原因かもしれません。
夏になると「ゲーム中にPCがカクつく」「ファンが爆音」「急に落ちる」といったトラブルが頻発します。
それ、もしかしたら “暑さ”による熱暴走のサインかもしれません。
ゲーミングPCは高性能なぶん、発熱も多く、夏は特にトラブルが起こりやすい季節。
この記事では、そんなトラブルを未然に防ぐための冷却対策や便利アイテムをまとめました!
“熱暴走”ってなに?PCが高温になると起こること
ゲーミングPCが一定以上の温度になると、自動で性能を落として熱を抑える機能が働きます。これが「熱暴走」と呼ばれる現象。
放っておくとこんなトラブルに…
- ゲームがカクつく・フリーズする
- ファンが爆音になる(温度上昇に応じて回転数が上がる)
- 動作が遅くなる(CPUやGPUの性能が自動制限される)
- 突然シャットダウンする
- 最悪、パーツの故障につながる
重い・うるさい・落ちる…それ、実は“暑さ”のせいかも?
実はこんな症状、高温によるトラブルの可能性が高いんです:
症状 | 原因かも |
ファンが常にフル回転 | PC内部の温度が高い(要冷却) |
動作が重く感じる | 熱で性能が制限されている |
ゲーム中にラグ・フリーズ | GPUの発熱によるサーマルスロットリング |
パソコンが突然落ちる | 高温による自動シャットダウン |
自分で簡単にチェックする方法
-
HWMonitor や Core Temp などの無料ツールで、CPU/GPU温度を確認
→ 70〜80℃を超えると危険ゾーン。90℃超えは即対策!
どうして夏はPCが壊れやすいの?
部屋の気温がPCに直結する
部屋が30℃を超えると、内部温度もすぐに70〜80℃を超えてきます。
エアコンをつけていても、PC周りの空気は熱がこもりやすく、温度が上昇しやすいです。
日本の夏は湿度も高い
湿気はPCのパーツにとっても大敵。
通気性の悪い場所にPCを置いていると、結露→故障のリスクも。
まずはここから!手軽な冷却対策5選
小型サーキュレーターの設置
サイドパネルを外し、PCに直接風を送ることで熱を逃がしやすくなります。
下記の動画では、温度変化について実際検証していますよ!
https://www.youtube.com/watch?v=4dIDbWrqdmE
夏に強い冷却パッドの使用
Tuayoo 強冷 冷却ファンノートパソコン冷却パッド 冷却台
ノートPCなら冷却台は必須。ゲーミング用ならファン付きタイプがおすすめ。
エアフローを改善できるPCスタンドの使用
CPUスタンド 【monoマガジン掲載】 デスクトップ pc 置き台 PCキャスター
PCケース下にスペースが空くだけで、冷却効率が大きく向上。
熱に強いグリスを使ったメンテナンス
古いグリスは夏場に熱劣化しやすく、冷却効率が下がります。
高性能グリスに塗り直すだけでも効果大!
窓際や壁際に置かない
PCの設置場所にも注意。直射日光&密閉空間はNG!
部屋の中央寄り&通気のいい場所に設置しよう。
PCが発している“暑さのSOS”に気づくには?
「ファンがうるさい」はサインのひとつ
ずっとブォォン…と回っていたら、内部が高温になっている証拠です。
「デスクの上が熱い」
マウスやキーボードが熱くなっている場合、PCの熱が伝わってきてるかも?
「FPSが下がった気がする…」
ゲーム中のパフォーマンス低下は、熱が原因で自動制限がかかっている可能性も。
PCの寿命を伸ばす!夏のメンテナンスポイント
ほこり掃除で冷却効果UP
ファンや吸気口にたまったほこりは、熱がこもる大きな原因に。
→ 月1回、エアダスターで掃除するだけで◎
グリスの塗り替え(半年〜1年に1回が目安)
特に夏前に塗り替えておくと、熱ダレを防げます。
ケーブルの整理も冷却に効く
ケーブルがぐちゃぐちゃしていると空気の流れを妨げます。
配線タップやケーブルホルダーでスッキリさせよう。
まとめ:夏を乗り切って、大切なゲーミングPCを守ろう!
高性能なゲーミングPCほど、夏は過酷な環境になります。
「最近なんかPCの調子が悪いな」と思ったら、ぜひ“暑さ”を疑ってみてください。
冷却アイテムを取り入れたり、設置場所やメンテナンスを工夫するだけでも、
パフォーマンスも快適さも大きく変わってきます。
大切な資産であるPCを守るためにも、今のうちに“夏対策”をしておきましょう!