
【ゲーマーカップル・夫婦向け】対面ゲーム部屋レイアウトで”程よい距離感”を保つコツと工夫
ゲーマーカップルや夫婦でゲーム部屋を作るとき、「横並び」「L字型」「対面」など、いくつかのレイアウトパターンがあります。その中でも“適度な距離感”を重視したい方におすすめなのが、対面レイアウトです。
視線が合わず、各自のプレイに集中できる一方で、同じ空間を共有している安心感もある——そんなバランスを取りたい方にぴったり。
さらに、在宅ワークや顔出し配信をしているカップルにとっても、背景に相手が映らないという大きなメリットがあります。配信中やオンライン会議で背景に気を使う必要がなく、それぞれが自分の世界に集中できるのは、対面レイアウトならではの魅力です。
この記事では、そんな対面レイアウトの設計ポイントや、快適に過ごすためのおすすめアイテム、気になる注意点とその対処法までを詳しくご紹介していきます!
レイアウト設計のポイント
配置イメージ:背中合わせのデスク2台構成
基本の形は、2つのデスクを背中合わせに置くスタイルです。部屋の中心に机を寄せて、椅子を反対方向に引いて座ることで、空間を分けながらも共有感のあるレイアウトが完成します。
「一緒の空間にいるけど、見られていない・干渉されない」というこの距離感が、ゲームや仕事に集中しやすいと人気です。
奥行きと配置スペースの目安
レイアウトを考えるうえで重要なのが、必要な奥行きの確保です。
- 机の奥行き:60cm × 2台 = 120cm
- 椅子の引き代:60〜70cm × 2人分 = 約120〜140cm
- 合計:約240〜260cm
つまり、最低でも約2.4m以上の奥行きがとれることが理想です。部屋のサイズや他の家具との兼ね合いを考慮しつつ、余裕のある空間設計を意識しましょう。
間に設ける収納やパーティションの活用
机と机の間に、収納棚や吸音パネルを設置することで、お互いの環境をより快適に保つことができます。
おすすめの配置アイデア:
- 収納ラックを間に挟む → 収納と仕切りを両立
- 高さのある吸音パネル → 音の干渉を減らしつつ視線を遮る
- 低めのチェスト → 椅子の干渉を避けながら実用性◎
空間の“境界”をあいまいにしないことが、快適な同居ゲーミング環境を作る鍵です。
対面レイアウトでよくある悩みと解決策
音の干渉が気になる
お互いが違うゲームジャンルをプレイしていたり、ボイスチャットの相手が異なる場合、音の干渉は大きなストレスになります。
対処法
- 密閉型ヘッドホン:音漏れ防止+集中力アップ
SteelSeriesのゲーミングヘッドホンはノイズキャンセリング機能や40h以上のロングバッテリー機能など、優れた性能を持っています。かつ、密閉型なので、対面レイアウトを採用している方におすすめ!
- 単一指向性マイク:自分の声だけを拾い、相手の音を拾いづらい
RazerのSeiren miniはコンパクトですが単一指向性に優れ、不要な環境音を最小限に抑えてくれます。お互いの声がハウリングしてしまう、入ってしまう方にはおすすめです。
- 吸音パネル:壁や間仕切りに設置して音を減衰
横並びよりも距離がある分、対面の方が吸音対策を施しやすいのがメリットです。
見た目の調和が取りづらい
デスクやモニター、チェアなど、それぞれが自分の好みで選びたい場合、部屋全体の統一感が失われることも。
対処法
- ベースの色味(例:白や黒、木目)を統一し、差し色や小物で個性を出す
- デスクマット・マウスパッド・チェアマットなどで雰囲気を調整
- 互いの“世界観”を小物にとどめ、家具はシンプルに
「お互いの好みを尊重しつつ、共有空間としての調和をとる」工夫が重要です。
配線・空調問題
PCやモニターが複数あると、熱がこもったり、配線が乱雑になりがちです。
対処法
- 配線は机の背中合わせ部分に一元化し、電源タワーで整理
- サーキュレーターを部屋の中心に設置し、空気の流れを生み出す
- モニターアームなどで机上を広く保ち、排熱スペースを確保
おすすめアイテム|“違い”を快適に共存させるために
音対策系
-
密閉型ヘッドホン
→ 音漏れを防ぎ、相手の音も聞こえにくく集中しやすい。
例:Sony MDR-7506、Audio-Technica ATH-M50x -
単一指向性マイク
→ 配信やVC時に自分の声だけを拾う。
例:Blue Yeti、FIFINE K658
間仕切り・吸音アイテム
-
吸音パネル(卓上 or 壁掛け)
→ 視線・音の両方をカット
例:サンワサプライ 吸音フェルトボード -
間に置ける収納ラック
→ 収納と空間の仕切りを両立
例:無印良品 パルプボードボックス、IKEA KALLAX
調和と個性を両立させるアイデア
-
デスクマット/マウスパッド/チェアマット
→ 自分のスペースに個性を出しつつ、家具全体は統一 -
照明は部屋全体で統一、小物で雰囲気に差をつける
→ 間接照明を置きたい場合も、色温度を調整できるものを選ぶと◎
まとめ|対面レイアウトは“気配のある快適”を目指す
対面レイアウトは、「一緒にいる安心感」と「干渉しない快適さ」のバランスが絶妙なスタイルです。お互いのゲーム環境や生活リズムが異なる場合でも、それぞれの空間を尊重しながら共存することができます。
特に、顔出し配信やリモートワークにも対応しやすいことは、現代のカップルにとって大きな利点。
アイテム選びやレイアウトの工夫次第で、パーソナルと共有が両立するゲーム部屋を実現できます。
ぜひ、あなたのスタイルに合った“ちょうどいい距離感”のある空間づくりに、この記事を役立ててくださいね。