ブルーライトフィルター機能って何?
こんにちは、スタッフの川田です。
今回は、Pixioのゲーミング液晶ディスプレイに搭載されている機能「ブルーライトフィルター機能」について詳しくお話したいと思います。
その前に、「そもそもブルーライトってよく聞くけど、どういうものなの?」のところから説明していきたいと思います。
ブルーライトって何?
太陽光には波長というものがあり、その波長の長さによって種類が異なります。
- X線…1~50㎚の非常に強く、短い波長の光のことを指す
- 紫外線…10~400㎚の可視光線より短いやや短い光
・紫外線(UV-A:315~400㎚)…大気による吸収をあまり受けずに地表に到達するが、生物に与える影響はUV-Bに比べると小さい。太陽からの日射に占める割合は数%程度。
・紫外線(UV-B:280~315㎚)…成層圏オゾン層により大部分が吸収され、残りが地表に到達する。太陽の日射に占める割合は0.1%程度
・紫外線(UV-C:10~280㎚)…成層圏やそれより上空のオゾン層と酵素分子によって吸収される為、地表には到達しない
- ブルーライト…380~500㎚のやや短く強い波長の部分を指す
- 可視光線…400~780㎚の人間の目で見える光の波長を指す
- 赤外線…780~1mmくらいまでの長い光の波長を指す
この中で、近年特にLEDライトを使った製品が数々登場し、今まであまり受けることのなかった380~500㎚の波長をたくさん浴びるようになり、人間の体に様々な影響を及ぼしているのではないか?と言われるようになりました。
ブルーライトを長時間浴びることによる影響
代表的なものとして、ブルーライトの光を浴び続けると「眠りにくくなる」という現象が挙げられます。
ブルーライトの中には太陽光の紫外線も一部入っている為、いつまでも朝だと体が勘違いするようになり、頭が夜モードになりにくく、なかなか眠くならないという現象に陥る訳ですね。
その為、生活リズムが崩れてしまい、睡眠不足かつ眠りが浅くなり、睡眠量だけでなく睡眠の質も低下します。
さらに、生活リズムの低下により、決まった時間に眠くなって決まった時間に目が覚める、という日々の生活リズムが取れなくなり、1日のリズムが大幅に崩れ生活に支障を来たす理由になってしまいます。
ブルーライトカットモードの効果
一般的にLEDライトには短い波長の光が強く出る傾向にある為、やや紫外線よりの380~450㎚が波長が最も強く出ております。
そこで、380~450㎚の波長を少しでも軽減するために、紫~青色のブルーライト波長を減らして目の疲れを少しでも減らせるようにしよう!とする機能が登場しました。
この機能を用いると、ブルーライトが従来比よりも軽減される代わりに、紫や青色の光を軽減する為、画面がやや黄色っぽい色合いに変化してしまいます。
その為、文字を打ったり読んだりする様な業務の場合には使えるのですが、デザインなどの詳細な色を確認しなければならない様な業務の場合には、正確な色を見ることができなくなる為、使用場面によって使い分ける必要があります。
尚、Pixioにはブルーライトフィルターという機能が備わっており、OSDメニュー画面から設定のON/OFFが可能です。
ブルーライトフィルター付きのおすすめモニター
今後、Pixioでも他サイズや解像度で有機EL製品の活用を検討しておりますので、ご要望やリクエストがあれば、ぜひPixioサポートセンターやX公式アカウントにご連絡くださいね!
・Pixioサポートセンター(https://pixiogaming.jp/pages/support2)
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